思春期ニキビと違う!大人ニキビの原因と対策方法

 

人生で一番ニキビができやすいのは中学生から高校生にかけての思春期の時期です。
しかし大人になってからニキビがよく現れる場合もあります。
思春期のニキビと大人になってからのニキビにはどのような違いがあるのでしょうか?

 

 

 

1:大人ニキビと思春期ニキビの違いとは?

 

 

ニキビは「アクネ菌」という菌が原因で発生します。
アクネ菌は表皮に存在する常在菌の一種ですが、酸素に弱い「嫌気性」という性質を持つため通常あまり皮膚に対して悪い働きをしません。
しかしなんらかの理由により毛穴に皮脂や角質、垢などの老廃物が詰まって無酸素状態になってしまうと、それらを栄養源として爆発的に増殖していってしまいます。

 

アクネ菌が増殖をする過程で皮膚には炎症が発生します。この炎症がニキビです。
思春期ニキビの主な原因は性ホルモンが分泌されることによる皮脂の過剰分泌です。
思春期は男性らしく、女性らしく発育する時期です。男性らしいがっしりとした体格や女性らしいふっくらとした体格を形成するために性ホルモンの分泌が多くなります。
性ホルモンの分泌が多くなると皮脂腺の働きも活発になり、皮脂が過剰に分泌されます。

 

過剰に分泌された皮脂は毛穴を詰まらせ、アクネ菌が繁殖しやすい酸素の少ない状態を作り出します。
同時に皮脂はアクネ菌のエネルギー源にもなってしまうためニキビができやすくなります。
皮脂の過剰分泌が思春期ニキビの主な原因です。

 

一方で大人ニキビの原因は肌のターンオーバーの乱れによって引き起こされることが多いことが特徴です。
肌がターンオーバーすることで古い細胞が新しい細胞になります。
しかしバランスの悪い食生活や睡眠不足、過剰なストレス、女性ホルモンの乱れなどの理由により肌のターンオーバーが乱れます。
その結果、古い皮膚や角質が蓄積され毛穴を塞ぐことにより無酸素状態となりニキビになりやすくなります。

 

 

また大人ニキビは乾燥も大きな原因となります。若いころに比べて皮膚の機能が低下している大人の場合、保湿機能が十分でないことが多いです。
また紫外線や空調の効いた部屋、ストレス、睡眠不足、スキンケアの怠りなどの原因により肌が乾燥しやすくなっています。
そのため肌が乾燥しやすいという特徴があります。肌が乾燥すると角質が厚くなり毛穴が塞がれやすくなります。
その結果、アクネ菌が増殖しやすくなりニキビができやすくなります。

 

 

2:大人ニキビを予防・改善する生活習慣

 

 

大人ニキビは生活習慣や環境によって発生しやすくなります。
そのため大人ニキビを予防・改善する習慣をつけることが重要です。以下のポイントに気を付けましょう。

 

過度なダイエットは行わない

 


極端に脂質を摂取しないダイエットや糖質を制限するダイエットは避けるようにしましょう。
脂質を摂取することは皮脂の分泌に繋がります。皮脂は確かにニキビの原因の一つですが、同時に皮膚を保湿するという役割もあります。
思春期に比べ皮脂の分泌量が少ない大人でもニキビが発生してしまう原因の一つに、皮脂不足による肌の水分不足があります。
皮脂が不足することによりニキビが発生しやすくなってしまう場合もあるため注意しましょう。

 

また糖質を制限してエネルギー不足になると血行が悪くなります。
血行が悪くなり、酸素や栄養素の供給が滞ると肌のターンオーバーが乱れてニキビができやすくなる原因となってしまいます。

 

顔を洗いすぎない

 

顔を洗いすぎると皮脂が過剰に除去され、皮膚の保湿機能が弱まります。
一日に何度も洗顔をするとニキビができやすくなってしまうため注意が必要です。

 

部屋の空調には気を付ける

 

空調が利いた部屋は乾燥しやすいため、皮膚から水分がどんどん蒸発していってしまいます。
特に一日中オフィスや家の中にいる場合は肌が乾燥しやすい状態にあるため知らず知らずにニキビができやすくなっているかもしれません。
加湿器を使うなど、部屋の空気中の湿度にも注意を向けるようにしましょう。

 

毛穴の奥まで汚れを取ってくれる洗顔料を使うこと

 

毛穴の詰まりはニキビの大きな原因になります。
洗顔をする際は毛穴の奥の汚れまで取ってくれる洗顔料を使うようにしましょう。
毛穴の奥の汚れを取ってくれる成分には炭や粘土、脂溶性を持つ成分、フルーツ酸、サリチル酸、柿渋エキスなどが挙げられます。

 

化粧水や美容クリームで保湿をすること

 


洗顔をした後や寝ている間はどうしても皮膚が乾燥しやすくなります。
そのため化粧水や美容クリームで保湿をすることが重要です。
化粧水や美容クリームならなんでもいいわけではなく、しっかりと保湿に有効な成分が含まれていることを確認しましょう。
効果的な保湿成分にはセラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、天然保湿因子などがあります。

 

ビタミンEを摂取する

 

ビタミンEは毛細血管を拡げ皮膚への血流をよくする効果があります。
血流が良くなり酸素や栄養素が十分に供給されると皮膚のターンオーバーが改善されニキビをできにくくする効果が期待できます。
ビタミンEはサンフラワー油やトウモロコシ油、ナタネ油、アーモンド、たらこ、オリーブなどに多く含まれています。