凸凹・クレーター跡を改善する方法はブースター化粧水にあり

 

化粧水や美容クリームには様々な有効成分が含まれており、クレーターのように凸凹とした肌を改善していきます。
しかしその際に重要になるのが「肌に有効成分が浸透するかどうか」です。
しっかりと浸透しないスキンケア製品を使用しているといつまでたってもニキビ跡が良くならないことも・・・。
有効成分が浸透しやすいブースター化粧水とはどのようなものなのでしょうか?

 

 

 

1:皮膚のバリア機能は思った以上に強い

 

皮膚にはバリア機能があります。皮膚は紫外線や細菌、熱などの様々な刺激に晒されている部位です。
そのためバリアを張ることで体をそれらの刺激から守っています。皮膚のバリア機能の仕組みには以下のようなものがあります。

 

・皮脂

 

皮脂はニキビの原因となるためこまめにあぶらとり紙や洗顔で除去している人も多いのではないでしょうか?
しかし皮脂は皮膚のバリア機能を保つ重要なものです。皮脂腺から分泌された皮脂は表皮を膜のように覆うことで、皮膚内部の水分が蒸発してしまうのを防いでいます。
洗顔のし過ぎで皮脂が過剰に除去されてしまうと水分を保持することができずに、肌が乾燥していってしまいます。
皮脂の分泌は加齢とともに減少していく傾向にあり、高齢者の肌がガサガサしがちなのは皮脂の不足によるところが多いでしょう。

 

 

また表皮常在菌が皮脂をエネルギー源として分解していきます。皮脂は分解されると脂肪酸になり、皮膚を弱酸性に保つ役割を果たします。
外部からの細菌は酸性に弱い性質があるため、表皮が弱酸性に保たれてしまうとなかなか侵入することができません。
以上のように皮脂は皮膚のバリア機能にとってとても重要なものです。

 

・細胞間脂質

 

細胞間脂質は表皮の角質層の隙間を埋めるように存在している脂質です。
セラミドやコレステロールから構成されており、脂質にもかかわらず水分を保持するという特徴があります。
細胞間脂質がしっかりと水分を保持できていると外部の刺激から皮膚内部を守ることができます。
細胞間脂質は表皮の細胞から合成されますが、加齢により身体の機能が低下すると合成量が低下します。
また皮脂が過剰に除去されると水分がどんどん蒸発していき、細胞間脂質の機能も低下していきます。

 

皮膚はこれらのバリア機能があるため、細菌や刺激の害を防ぐことができます。
しかしこれらのバリア機能により化粧水や美容クリームなどに含まれる有効成分が浸透するのも防がれてしまいます。
凸凹やクレーター跡を改善するためにはこれらのバリア機能をすり抜けて浸透する製品を選ぶことが重要になります。

 

2:肌に浸透していくブースター化粧水

 

 

ブースター化粧水は肌のバリア機能をすり抜け、有効成分を浸透させることのできる化粧水のことを指します。
その際にまずポイントになるのは乳化(エマルジョン)されているかどうかです。本来、水と油は交じり合いません。
皮膚は表皮には皮脂が、内部には細胞間脂質があるため基本的に油性です。そのため水溶性成分はなかなか浸透していくことができません。

 

しかし乳化(エマルジョン)され製造されている化粧水は水溶性の有効成分であっても油に溶けることができるようになり、皮膚の内部へ浸透していきます。
もう一つのポイントは肌をアルカリ性に傾けることができるかどうかです。人間の皮膚は脂肪酸の影響で弱酸性をしています。
しかしその状態だと水分を肌が弾いてしまい、有効成分が十分に内部に浸透することができません。
化粧水自体がアルカリ性のものを使うことにより、皮膚をアルカリ性に傾かせることで弱酸性から中性に近づかせることで有効成分が浸透していくようになります。
化粧水を選ぶ際はこのように肌に浸透しやすいブースター化粧水を選ぶようにするとよいでしょう。

 

3:肌のターンオーバーを活発にして凸凹を治そう!

 

 

ニキビ跡が凸凹としたりクレーターのようになってしまったりする原因は真皮の組織の破壊にあります。
ニキビが悪化すると炎症が広がり真皮の組織が破壊されてしまいます。真皮はコラーゲンやエラスチンといった成分が繊維状の構造をしており、皮膚の土台としての役割を果たしています。
しかし炎症で組織が破壊されてしまうと肌を支えることができずに陥没してしまいます。これがニキビ跡で凸凹してしまう原因です。

 

真皮には皮膚線維芽細胞という細胞があります。皮膚線維芽細胞はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を合成する働きをする細胞です。
皮膚線維芽細胞が活性化すれば皮膚の土台部分の再生が促され凸凹やクレーターが目立たなくなっていきます。

 

肌のターンオーバーを活発にするためには規則正しい生活やバランスのよい食事、十分な睡眠時間が基本になります。
また保湿をしっかりすることで肌のバリア機能を保ち、細胞を守ることができるためターンオーバーが活発化します。
肌のターンオーバーを活発にするためにも保湿成分が浸透するブースター化粧水でケアするようにしましょう。

 

 

●まとめ●

 

ブースター化粧水は肌のバリア機能をすり抜け、有効成分を浸透させることのできる化粧水のことです。
洗顔後にこのようなブースター化粧水でお肌を整えてあげると、次につける美容液や乳液の成分がお肌に浸透しやすくなります。
ニキビ跡のお肌は敏感ですので低刺激の専用化粧水を選ぶようにしましょう。